J1FC東京のU―23日本代表MF松木玖生(21)がオランダ1部ヘーレンフェインに移籍する可能性があると、同国メディア「トランスファー・ウオッチ」が伝えた。

 松木はパリ五輪アジア最終予選を兼ねたU―23アジアカップ(カタール)で出場権を勝ち取るとともにアジア制覇を果たした。かねて今夏の海外進出がささやかれている中、同メディアは「スクープ」として「SCヘーレンフェインは松木玖生の加入で大忙し。21歳のミッドフィルダーはFC東京からやってくる」と伝えた。

 松木はFC東京と今シーズン限りとなる2025年1月末まで契約があり、今夏の移籍金は100万ユーロ(約1億6000万円)とみられている。同メディアは「彼に関心を寄せているのはヘーレンフェインだけではない。沿岸部のクラブも獲得に動いている」と報じており、この夏に大争奪戦へ発展する可能性もありそうだ。

 松木をめぐっては、これまでにイングランド・プレミアリーグのアストンビラが獲得への興味を示していると報道されていた。注目の若手MFはどこでプレーすることになるのだろうか。