フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)が、日本代表MF久保建英(22)が所属するスペイン1部レアル・ソシエダードのスペイン代表FWミケル・オヤルサバル(27)に熱視線を注いでいる。

 スペインメディア「FICHAJES・NET」によると、PSGのルイス・エンリケ監督が来季に向けて「チームを改善する大きな野望の一つを満たそうとしている」とし「Rソシエダードの著名な選手であるスペイン人アタッカー、オヤルサバルの獲得を目指し、大型契約を計画している。PSGは6000万ユーロ(約99億6000万円)を支払う準備がある」という。

 東京五輪にも出場したオヤルサバルはRソシエダードで10番を背負う中心選手であり、今季はここまでにリーグ9得点をマークしている。契約は2028年夏まであるものの、同メディアは「オヤルサバルとPSGの契約は夏の移籍市場に爆弾の一つになるだろう。才能豊かなアタッカーが加入すればチームの質と厚みが増すことになる」と伝えていた。

 その一方、同メディアは「Rソシエダードにとっては重要な資金となるため、前向きに評価している」としながらも「オヤルサバルの退団はチームにとってスターを失うことになり、スポーツ面で重大な損失になる」と指摘しており、今後の動向が注目されそうだ。