一定の区域内の単位自治会町内会で構成される地区連合会は、各地域で安心して住み続けられる街づくりに取り組んでいます。このコーナーでは連載で、各地区を紹介します。

佐江戸加賀原地区連合自治会は、都筑区の南部で旧緑区。池辺町の西に位置し、7つの自治会から成る。

「佐江戸」は、都筑郡佐江戸村から続く古い地名。面積も広い。「加賀原」は1989年の住居表示施行に伴い、新設された町名で、佐江戸町の字名でもあった。

防犯に力

防犯活動に力を入れる自治会として知られており、区内の連合自治会で最初に青色パトロールカーを導入。定期的な防犯パトロールのほか、女性防犯隊を結成。岩嶋会長自ら、上級救命士の資格を取得している。

連合自治会最大のイベントは「加賀原ぎんなん公園」で行われる夏祭り。周囲の道路を規制し、道路にまで露店が出る賑わいで、子どもから大人まで楽しむ。またエリア内には、佐江戸杉山神社、慈恩寺などの寺社も複数点在する。

岩嶋会長は「地域の人が集まってふれあう機会を増やしながら、顔の見える関係づくりに取り組んでいきたい」と意気込む。