2024年4月9日よりホームページで先行公開となり、6月発売予定のホンダ新型「フリード」。価格やエンジン仕様などは未発表ながら、デザインなどの全容が明らかになった 2024年5月9日よりホームページで先行公開となり、6月発売予定のホンダ新型「フリード」。価格やエンジン仕様などは未発表ながら、デザインなどの全容が明らかになった(写真:三木宏章)

本田技研工業(以下、ホンダ)が2024年5月9日、8年ぶりのフルモデルチェンジとなる新型「フリード(FREED)」の概要を公式ホームページで先行公開した。

6月発売予定、新型フリードの概要

幅広いユーザー層が運転しやすい小ぶりな車体に、余裕ある室内や使い勝手のいい装備を持ち、ファミリー層を中心に根強い人気を誇るコンパクトミニバンがフリード。2024年6月に発売予定の新型モデルは、シンプルで上質な外観の「フリード エアー(FREED AIR)」と、タフな外観でアウトドアにもマッチする「フリード クロスター(FREED CROSSTAR)」という2タイプを設定。6人乗りと7人乗りを選べる従来の3列シート車は継続しつつも、5人乗りの2列シート車はフリード クロスターのみとするなど、ラインナップを刷新。

また、6人乗り仕様車では、1列目から後席への移動を可能とする「ウォークスルー」の利便性を向上するなど、細部をアップデートしていることにも注目だ。ほかにも、ハイブリッド車には、独自の2モーターシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」を採用するなどで走りを改善。より低燃費で、快適な移動を楽しめるクルマになることが予想できる。

ガソリン車のほか、ハイブリッド車「e:HEV」も設定 ガソリン車のほか、ハイブリッド車「e:HEV」も設定(写真:三木宏章)

そんな新型フリードについて、ホンダが主催したメディア向け事前説明会で、実際に現車を確認しながら取材。まだ、搭載エンジンや価格などの詳細は明らかになっていないが、現時点でわかる範囲で、その内容を紹介しよう。

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