コーヒーメーカー 左がKEURIG「KB-01」本体価格1万5400円、右がUCC上島珈琲「DRIP POD YOUBI」本体価格2万4200円。どちらもスリムなデザインで横幅が狭い(筆者撮影)

昨年からカプセル式コーヒーメーカーの新モデルが複数登場している。簡単に本格的なコーヒーを淹れられることが魅力で、以前は家電量販店やデパートで販売されていたコーヒーカプセルが公式ネットショップで手軽に買えるようになったことも、再注目されている理由のひとつだ。本稿では、実際に使ってみて気に入ったカプセル式コーヒーメーカー3製品を紹介する。

カプセルが豊富でユニーク、使い勝手も抜群

KEURIG キューリグ 大きめなカプセルでしっかり蒸らしながら淹れるKEURIG(キューリグ)「KB-01」(筆者撮影)

KEURIG(キューリグ)は日本での知名度は低いものの、全米では高いシェアを誇っているメーカーだ。

魅力のひとつはカプセルの種類が多いこと。20ブランド以上の有名カフェとコラボし、コーヒーや紅茶・緑茶などさまざまなドリンクのカプセルを展開している。カプセルは長い筒状で、あえて中に豆が膨らむ空間を空け、蒸らしながら抽出する。

モカブレンド、キリマンジャロといった定番のカプセルはもちろん、「上島珈琲店」「PRONTO」「丸山珈琲」「ドトール」といった、有名カフェのカプセルや紅茶なども豊富で選ぶ楽しみがある。KEURIGはアメリカのメーカーだが、カプセルはすべて日本で製造しており、味も日本人向きにアレンジしてある。

コーヒー カプセル カプセルがユニーク。お馴染みのカフェもあり、再現度が高い。「いつも飲んでいる味」でホッとする(筆者撮影)