医療機器として認められている治療用のアプリを体験できるイベントが初めて開かれました。

 この治療用アプリは高血圧症の患者を対象に国内1000以上の医療機関で提供されています。

 スマホの画面から生活習慣の改善をサポートすることで、血圧を下げる効果が確認されているということです。

キュア・アップ 佐竹晃太社長
「薬を減らしたいんだけれどもなかなか生活習慣を自分では直せないという方に、しっかり血圧を下げる効果があるということがエビデンスをもって示されたプログラムになる」

 会場では、高血圧症患者に推奨されている塩分を2グラム未満に抑えた料理が無料で提供されています。

 治療用アプリは薬と同様に医師の処方が必要ですが、薬よりもコストを低く抑えることができ、国内での市場規模が広がるとみられています。

佐竹晃太社長
「アメリカやヨーロッパ、海外の状況を見ても普及して一般的な治療になっている。日本においてもさらなる普及を期待したい」