立憲民主党の若手議員らは、党が国会に提出した政治資金パーティーを禁止する法案を巡り、「その理念を体現していく」と主張する提言書を幹部らに提出しました。

立憲民主党 中谷一馬衆院議員
「私達、若手国会議員の有志といたしましては、やはりその法案に書いてある理念をですね、『隗(かい)より始めよ』という思いのなかで体現をしていきたい、そうした決意を強く持っておりますし、まさにそれを目指していく」

 中谷一馬衆議院議員ら4人の若手議員は、提言書に「今、示すべき姿は、誰よりも先んじて国民目線に立った本気の政治改革を牽引(けんいん)することだ」と記し、「党の執行部は、その先頭にともに立っていただきたい」と要望しました。

 立憲は個人を含む政治資金パーティーを全面禁止する法案を国会に提出する一方で、岡田幹事長ら党幹部が開催を予定していて、与野党始め党内からも「整合性が取れない」と批判の声が上がっていました。

 泉代表が25日にSNSで「国会で『禁止』を訴えているなかで、皆様の怒りも当然です」と発信したことなどから一転して中止となっています。