マンチェスター・ユナイテッドは6日、プレミアリーグ第36節でクリスタル・パレスとアウェイで対戦し0-4で敗戦した。

同節に4位アストン・ビラが勝利したため、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃した8位ユナイテッド(勝ち点54)は、前節ドローに終わったバーンリー戦からスタメンを2人変更。コンディション不良のブルーノ・フェルナンデスとトレーニング中に負傷したマグワイアに代わり、マウントとエバンスがスタメンで起用された。

リーグ戦4試合負けなしの14位C・パレス(勝ち点40)に対し、ユナイテッドは12分に失点を許す。右サイドからのスローインを中盤で受けたオリーズがドリブルで2人をかわしボックス中央から侵入。左足で放ったがシュートがゴール右隅に吸い込まれた。

先制を許したユナイテッドは27分、左CKをファーサイドのカゼミロが頭で折り返すと、このボールがゴール前でホイルンドと競り合ったGKのファンブルを誘い、そのままゴールに吸い込まれた。しかし、これはGKヘンダーソンに対するホイルンドのファウルを取られ、ゴールは取り消された。

前半半ば以降は膠着状態が続いたが、ユナイテッドは40分に追加点を許す。中盤でのボールの奪い合いからリチャーズが縦にパスをつけると、これを受けたマテタがDFエバンスをかわしてボックス左まで侵攻。ニアサイドに強烈なシュートを突き刺した。

2点ビハンドで前半を終えたユナイテッドは、53分に後半最初の決定機を迎える。バイタルエリア右で獲得したFKからエリクセンがクロスを供給すると、カゼミロがヘディングシュート。右ポストに跳ね返ったボールを再び反応したカゼミロがゴールに押し込んだが、これはオフサイドの判定でゴールは認められず。

1点が遠いユナイテッドは、その5分後に再び失点する。58分、ショートコーナーの流れからオリーズが右クロスを入れると、このセカンドボールをバイタルエリア右で拾ったウォートンが再びクロス。これをファーサイドのアンデルセンが折り返すと、最後はゴール前に走り込んだミッチェルが右足で押し込んだ。

失点が止まらないユナイテッドは、66分にもカゼミロが自陣ボックス右横でムニョスにボールを奪われると、マイナスのパスをボックス右で受けたオリーズがゴール右にシュートを突き刺した。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、最後までスコアは動かず。4失点で惨敗のユナイテッドは、公式戦6試合ぶりの黒星となった。

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