○ 巨人 4 − 0 DeNA ●
<8回戦・福井>

 15日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−DeNA』で解説を務めた田尾安志氏が、3回に巨人・吉川尚輝に適時打を浴びた場面のDeNAバッテリーの配球について言及した。

 0−1の3回一死三塁で先発・石田健大、戸柱恭孝捕手のバッテリーは、吉川に対して1球目、2球目ともに外角を投げ2ボール。田尾氏は「調子が良いバッターと対戦する。外野フライを打たせたくないとなるとインサイドをどう攻めるか。キャッチャーは2球ボールになっていますけど、外に構えている。調子の良いバッターは外の見極めができる。インサイドで振らせて詰まらせることができるかどうか。2ボールになったので難しくなった」と指摘。

 結局、吉川に対して3ボール1ストライクからストレートをライト前に適時打を浴びた。

 失点したDeNAバッテリーについて田尾氏は「今のリードは疑問ですね」とバッサリ。「3ボール1ストライクというカウントになって、インサイドギリギリに構えていない。甘めに構えている。四球は嫌だな、でもインサイド方向に投げてもらいたいなと。中途半端なことをやっているなと思いますね。ああなったら外へ行くしかないと思っていた。カウント3ボール1ストライクになる以前にインサイドで攻めて欲しかった」と苦言を呈した。

(ニッポン放送ショウアップナイター)