5月11日、「日本生命 B.LEAGUE B2 PLAYOFFS 2023−24」セミファイナルが開催され、滋賀レイクス(西地区1位)がホームの滋賀ダイハツアリーナで山形ワイヴァンズ(東地区3位)と対戦した。

 開幕からブロック・モータム、ジャスティン・バーレルがインサイドを攻め立てた滋賀。26−21と5点リードで第2クォーターにつなげるも、徐々に山形に点差を縮められ、残り2分には40−40の同点に。それでも、モータムや野本大智の得点で応戦し、46−47のほぼ同点で試合を折り返した。

 第3クォーターではシュートを決め切れず、残り3分半には2ケタビハインドを背負った滋賀。しかし、フリースローでにじり寄ると第4クォーターの残り2分半に田原隆徳の3ポイントで逆転に成功する。続けてバーレルもジャンパーを沈め、最後はフリースローを決めて試合終了。最終スコア91−86で滋賀が1勝を先取した。

 ファイナルまであと1勝に迫った滋賀は、モータムが24得点8リバウンド、キーファー・ラベナが22得点7アシストと躍動。昨シーズンまでの2年間を山形で過ごした田原は、劇的な3ポイントで古巣撃破に貢献した。一方、悔しい敗戦となった山形はジェームズ・ベルが19得点、マイケル・フィンケとティモシー・ホリフィールドがともに15得点を挙げている。

■試合結果
滋賀レイクス 91−86 山形ワイヴァンズ(@滋賀ダイハツアリーナ)
滋賀|26|20|19|26|=91
山形|21|26|24|15|=86

【動画】田原が3点弾で勝利を手繰り寄せる!