人気パティシエの鎧塚俊彦さん(58)が30日、インスタグラムを更新。ファッションデザイナーとして活躍し、26日に死去した桂由美さんを追悼。2015年に亡くなった妻・川島なお美さんと桂さんとのツーショットを添えた。

 鎧塚さんは「私達の結婚式の衣装を手掛けて下さいました桂由美先生が他界されました。由美先生が特にブライダル業界に残された功績は計り知れません」と投稿。「年齢的にも立場的にもずっと上でいらっしゃるのに何故かいつも『鎧塚先生』呼んで下さり腰が低く、しかし凛とされた立派な方でした」と人柄を明かした。

 「今、思い出しますのは先生のファッションショーに呼んで下さり行ってみると最前列の先生の隣の席。それにも関わらず前日寝ていなかった私は気がついたらウトウトしてしまっていました。『先生、気が付かれたかなぁ?』と恐る恐る隣を見ると先生もウトウトされていました。そんなお茶目なところもある先生が大好きでした。桂由美先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます」と悼んだ。

 ウエディングドレスデザインの第一人者として活躍した桂由美(かつら・ゆみ、本名結城由美=ゆうき・ゆみ)さんが26日に死去した。株式会社ユミカツラインターナショナルが30日、公式サイトで発表した。94歳だった。東京都出身。桂さんの生前の意向により、死因は明らかにしていない。また、同社は葬儀・告別式、お別れ会なども桂さんの意向により行わないとした。追悼ショーを後日開催予定という。