劇団新派の6月公演「初夏の新派祭」(6月1日〜23日、東京・三越劇場)に出演する波乃久里子(78)、渡辺えり(69)、喜多村緑郎(55)、河合雪之丞(53)らが15日、東京都内で取材会を開いた。

 名作の「螢(ほたる)」と「喜劇 お江戸みやげ」を上演。新派に2度目の出演となる渡辺は「お江戸みやげ」で”推し”の役者にほれ込む主人公を演じる。お金を払ってもいい自身の”推し”を尋ねられると「ジュリー(沢田研二)ね。時間のある時は必ず(コンサートに)行ってますから。それと(カザフスタンの歌手)ディマシュと平野紫耀」と告白した。

 同じ質問に波乃も「歌舞伎役者はみんな親せきだからダメ。小栗旬ですね」と明かし、さらに高橋一生の名前も挙げて隣にいた喜多村と「絶対似ている」と断言。プライベートでも仲良しという渡辺と波乃の爆笑トークで会見を盛り上げた。