中日の育成・板山祐太郎外野手(30)が、支配下登録されることが決まった。

 板山は東京・成立学園高、亜大を経て2016年にドラフト6位で阪神に入団。阪神では昨季まで8年間プレーし、1軍で137試合に出場して打率2割0分5厘、1本塁打の成績だった。昨オフに戦力外通告を受けて今季から中日に育成選手として加入した。

 今季はここまでウエスタン・リーグで本職の外野に加えて一塁、二塁、三塁のポジションで計22試合に出場。打率2割8分6厘、1本塁打、6打点と打撃面で結果を残していた。

 昨年11月の入団会見では「こうしてまたチャンスをいただけたということにすごく感謝の気持ちでいっぱい。捕手以外の内野の全ポジションを守れるのは一つの長所。外野の守備も球際の強さ、肩の強さに自信があるのでそこを存分にアピールしていきたい」と意気込んでいた。