◇6日 愛知大学野球春季リーグ戦 中京大2―1愛工大(パロマ瑞穂)

 プロ注目の愛工大・中村優斗投手(4年・諫早農)が中京大との3回戦で6回から救援登板し、球場の計測で159キロをマーク。相手ベンチも含め、球場にどよめきの声が響いた。

 先発した4日の1回戦は、6回に逆転2ランを浴びて6イニング8安打3失点で降板し、負け投手になっていた。リベンジも兼ねたこの日は、1点を追う6回に登板。159キロを2度計測するなど、速球で圧倒しながら変化球を織り交ぜてテンポ良くアウトを重ねた。ただ4イニング1安打無失点と好救援したが、逆転できず、愛工大は1勝2敗で勝ち点を得られなかった。

 中村は3月の野球日本代表「侍ジャパン」の欧州代表との強化試合に召集されて好投し、今リーグは”大学生侍”として注目を集めている。