◇14日 中日4―2阪神(豊橋市民球場)

 中日は阪神に逆転勝ちし、2連勝。借金を「1」に縮め、4位に浮上した。立浪和義監督は試合後に報道陣の取材に応じ、チームをたたえた。

 ―8回1死満塁で石川昂が決勝2点適時打

「(無死満塁から5番の)中田でもちろん勝ち越しておきたかった。昂弥が粘りのあるバッティングをしてくれた」

 ―1番からの打順で好機を演出

「(無死二塁で)相手がバント処理をミスしたのもありました。よく生かした」

 ―石川昂の変化は

「構え(でバット)を降ろして、軸足の乗りがよくなったのも結果につながっていると思います」

 ―守備では5回1死一塁で二塁・田中が好プレー

「田中の守備も石川(昂)の守備もよくなってきた」

 ―8回の逆転は岡林の右翼越え二塁打から始まった

「一時に比べたら状態もよくなっている。3回(無死二塁)にはランナーを進めるバッティング(二ゴロ)もしてくれた。1番打者として、どんどん出塁してもらいたい」

 ―先発の高橋宏は7回2失点

「立ち上がりからよかった。6回ぐらいからボールがシュート回転しだして、フォークが落ちなくなってきていた。6回の失点は内野ゴロを含めてワンチャンスで取られただけ。いいピッチングをしてくれた」