◇24日 ロッテ3―1ソフトバンク(ZOZOマリン)

 ロッテの高部瑛斗外野手(26)が2022年9月23日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)以来2年ぶりの適時打を放った。2―1とリードした5回2死二塁から中前打を放ち、2点差に広げる貴重なタイムリー。右肩の手術後、初めてお立ち台に上がると「朗希が(打席に)入る前に『もう1点欲しいな』とつぶやいていたので。何とか(点を)取れてよかったです」と語り、場内の笑いを誘った。

 1軍に復帰した18日の日本ハム戦(ZOZOマリン)から5試合に出場して15打数6安打の打率4割。チームも5戦負けなしだ。「僕が来てから連勝しているので、この流れでいきたいなと思っています」と意気込んだ。

 3試合連続で3番に起用し続けている吉井監督は「3番バッターは自分の中では上から4番目のいいバッターなんで、それほど重視はしてないんですけれども。高部は積極的に打ってくれるし、バントもできるんでね。もし1番、2番が出たらバントもできるし、そういう意味で3番に置いてるんですけど。今日はいいところでヒットを打ってくれました」と称賛した。