◇25日 葵S(G3・京都・芝1200メートル)

 7番人気のペアポルックスが2着に健闘し、馬連万馬券を演出した。2番手追走から直線で並びかけた勝ち馬に最後は離されたが2着は死守し、2戦2勝だった1200メートルの適性を改めて証明した。

 松若風馬騎手は「前走は1400メートルでも、(ハミを)かんでましたからね。今日(25日)は流れも良く、終始いい走りでした。まだ若くて成長途上ですが、幼さが抜けてきていい方向に向いていると思います」と評価。梅田師は「4コーナーは勝ったと思ったけど、勝った馬が強かった。それでもゲートセンスはいいし、1200メートルでは崩れる感じがないね」とスプリント適性に手応えを示した。