◇26日 阪神―巨人(甲子園)

 巨人の先発、菅野智之投手(34)が7回、森下に二塁打を打たれ、ノーヒットノーランが途切れた。

 菅野は150キロ超の直球に多彩な変化球を織り交ぜて阪神打線に的を絞らせず、6回までに出した走者は四球での1人のみと圧巻の投球を展開。だが7回1死で迎えた森下に、カウント2―0から外角低めへの149キロ直球を捉えられ、中堅への二塁打とされた。

 24日の阪神戦(甲子園)でノーヒットノーランを成し遂げたチームメートの戸郷翔征投手(24)に続き、史上初となる同一カードで2人目の快挙達成とはならなかった。

 森下に打たれたショックを引きずったのか、菅野は続く大山、渡辺にも連打を浴びて先制点を献上。阿部監督から交代を告げられ、マウンドを降りた。