◇26日 阪神1―2巨人(甲子園)

 巨人のドラフト1位右腕、西舘勇陽投手がプロ初勝利をあげた。岡本和のソロ本塁打で同点に追い付いた9回に登板すると、最速155キロの直球と140キロ超のカットボールで押しまくり、3番・森下から始まる阪神の主軸を三者凡退に。延長10回にチームが勝ち越し、白星が舞い込んだ。

 セ・リーグ最多の14ホールドをマークする黄金ルーキーは「(実感は)あまりないです。ビジターで阪神ファンの方もいるので、どう喜んでいいのか…」と初勝利を戸惑いながら受け止めた。