5月10〜12日の全国映画動員ランキングが興行通信社より発表され、公開5週目を迎えた『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』が、週末金土日動員36万2000人、興収5億3400万円をあげ、5週連続首位を獲得した。累計では動員898万人、興収128億円を突破し、シリーズ最高を記録した前作『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』の興収にあと10億円に迫った。

 2位は、SF映画の名作「猿の惑星」の新シリーズ第4弾となる『猿の惑星/キングダム』が、初週金土日動員18万2000人、興収2億7100万円を記録し初登場。

 3位は、公開4週目を迎えた『劇場版ブルーロック‐EPISODE 凪‐』が先週の4位からワンランクアップ。累計では動員107万人、興収14億円を突破している。4位は公開3週目となる『ゴジラ×コング 新たなる帝国』が先週からワンランクダウンした。累計では動員97万人、興収14億円を超えた。

 5位には、池波正太郎のベストセラー小説を十代目・松本幸四郎主演で新たに映像化した劇場版『鬼平犯科帳 血闘』が初登場。若き日の鬼平である長谷川銕三郎を息子の市川染五郎が演じていることでも話題になった。6位も、人気配信アニメ全4話に新たなシーンを追加した『劇場用再編集版「ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP」』が初登場。5月24日からは、初の映画化作品『劇場版 ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』も公開される。

 さらに10位には、元乃木坂46の高山一実の処女小説をアニメ映画化した『トラペジウム』が初登場でランクインした。

 5月10〜12日の全国映画動員ランキングは、以下の通り。

第1位:『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』
第2位:『猿の惑星/キングダム』
第3位:『劇場版ブルーロック ‐EPISODE 凪‐』
第4位:『ゴジラxコング 新たなる帝国』
第5位:『鬼平犯科帳 血闘』
第6位:『劇場用再編集版「ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP」』
第7位:『青春18×2 君へと続く道』
第8位:『変な家』
第9位:『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』
第10位:『トラペジウム』