J2いわきFCは、5月3日、ホームでジェフユナイテッド千葉と対戦。

チケットは今季2度目の完売で、スタジアムには5000人を超えるサポーターが詰めかけ応援席を埋め尽くしました。

いわきは、前半フリーキックのチャンスに…西川のシュートは枠を捉えることができず、いわき前半無得点の0対0で試合を折り返します。

そして後半24分、いわきはコーナーキックを獲得します。実はいわき、ここまで21得点中11点(52・4%)をセットプレーからあげていて、コーナーキックも得意の形です。

精度の高いキックが武器の大迫が蹴ると…照山が頭で合わせ、最後は有馬。

有馬の9試合ぶりの得点でいわきが先制します。

今季は13試合、すべてに出場するも、ここまで1得点だった有馬。

前節の古巣、栃木戦では決定機を逃し悔しい思いをしていました。

■いわきFC有馬幸太郎選手(23)

「ゴール本当に欲しかったですし、なかなかチャンス決めきれない中で悔しい思いもたくさんしてきたので」

サポーターも 待ち望んでいた有馬のゴールにスタジアムも大興奮!

しかし後半32分にいわきは退場者を出し千葉より1人少ない10人となります。

残り13分とアディショナルタイム。勝てばJ2初の3連勝がかかる大事な一戦、いわきにとっては長い時間となります。

あわやゴールという場面も何とか防ぎ…ゴールキーパー立川も体を張って守ります。そして試合終了。

最後まで集中力を切らさず1点を守り抜いたいわきは、3試合連続の無失点で、J2昇格後初めての3連勝です。

■いわきFC有馬幸太郎選手(23)

「試合前の監督の話で、3連勝していないから今日勝って歴史を変えよう」と、1つ歴史を変えることができて本当によかった」