メジロなどの野鳥を違法に販売していたなどとして、いわき市の夫婦が逮捕されました。

鳥獣保護管理法違反の疑いで逮捕されたのは、いわき市の小鳥店経営者・塚本二治男容疑者(78)と、妻のとし子容疑者(73)です。

2人は2022年から2023年の間に、密猟されたメジロなどの野鳥32羽を店で飼育し、客に11羽を約3万3000円で販売した疑いがもたれています。

警視庁が店を家宅捜索した際、壁からひもが出ていたため、壁を押してみたところ「隠し部屋」が現れ、中に野鳥が並べられていたということです。

調べに対し塚本容疑者は容疑を認め、「東北一の小鳥店と自負している」「常連客が密猟したものを買って販売していたが、誰かは言えない」と話しているということです。

また、野鳥を購入したなどとして常連客ら男女5人も書類送検されました。