5月12日は「母の日」です。ギフト商戦の現場を取材すると“長引く物価高”の影響が出ていました。

「おかあさん、いつもありがとう。」

5月12日の「母の日」に合わせて、郡山市のうすい百貨店では、子どもたちが心を込めて描いたお母さんの似顔絵が展示されています。

その「母の日」に向けてみなさんは、お母さんへの贈り物考えていますか?

街で聞いてみると…

■街の人は

「考えてはなかったが、前にお花をあげました」

一方で、こんな声も聞かれました。

■街の人は

「すごい、節約してますね」

「手作りの物なら何でもOKだね、我が家は」

それは、物価高の影響です。

あらゆるものが値上がりして、久しい今、“節約疲れ”を感じている方も多いのではないでしょうか。

実はこの“物価高の影響”が、母の日のギフト商戦にも表れていたんです。

うすい百貨店・奥野 響紀さんに話を聞くと

「普段の生活で節約志向がある中で、お母さんにはに良いものをあげたいというお客様が多いので、ちょっと単価が上がってます」とのこと。

2024年は、例年よりも“一つあたりの値段が高い”ちょっと贅沢な商品が人気を集めているといいます。

例えば、チョコレートブランドの「ゴディバ」では、ハートや花びらの形をした可愛らしいチョコレートが入った“母の日限定のセット”やチョコレートだけでなくハンカチが付いたものなども。

また、老舗和菓子店「とらや」が手がける“母の日限定パッケージのようかん”も人気なんだとか。

うすい百貨店・奥野 響紀さんは「年に一度のお母さんに感謝を伝える機会になるので、いろいろな商品から選んでもらいたい」と話しています。

“節約疲れ”の今だからこそ、お母さんには、ちょっぴり贅沢なプレゼントを渡すのも良いかもしれません。