日本は6月にミャンマー、シリアと対戦予定

 森保一監督率いる日本代表は5月24日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選で戦う6月のミャンマー戦(6日=ヤンゴン)、シリア戦(11日=広島)に向けたメンバー26人を発表した。これを受け、韓国メディアは「五輪を意識して26人を選んだ」と注目している。

 日本はすでに2次予選で4連勝(うち1試合は中止で不戦勝/第4戦・北朝鮮戦)を飾り、アジア最終予選への進出が決定。6月に迎える2試合は、新戦力を試すうえでも絶好の機会となる。

 韓国のスポーツ・芸能総合サイト「OSEN」は「日本はパリ五輪でのメダル獲得を目指している。出場権を逃した韓国とは対照的だ」と五輪代表の状況に触れつつ「A代表チームの選手リストも五輪を考慮して26人を選んだ」とメンバー構成を伝えた。

 記事では「臨時監督を雇った韓国と比較」と母国を引き合いに出され「日本は久保に加え冨安健洋、リバプールの遠藤航、前田大然、鎌田大地、堂安律ら主力のほとんどが入った。一方で韓国は正式な監督をいまだ任命できず。パリ五輪に出場を逃したため、皮肉なことに代表チームの二元化に関係なく、若い才能を選ぶことができるようになった」と報じていた。

 また6月シリーズでは、これまでU-23代表で活動してきたFW鈴木唯人(ブレンビー)をA代表に招集。また同じくパリ五輪世代で、東京五輪でも主力を担ったMF久保建英(レアル・ソシエダ)も森保ジャパンでの選出に。現状、この2選手に関しては五輪本大会への招集が極めて厳しい状況であることも明らかになっている。

FOOTBALL ZONE編集部