プレミアリーグは今季全日程を終えて、マンチェスター・シティが前人未到の4連覇を果たすという結果になった。大手データサイト『Squawka』は、今季素晴らしいパフォーマンスを発揮しているにも関わらず、注目されずに過小評価されている選手について現地時間24日に報じていた。

 過小評価されている選手の筆頭として、同サイトはエヴァートンに所属するGKジョーダン・ピックフォードの名前を挙げた。今季のピックフォードは、セーブ数で7位、ゴール阻止数で5位という優れた数字を残している。また、エヴァートンはリーグで4番目に少ない失点数でシーズンを終えており、これより少ないのはTOP3のチームだけだった。

 また、エヴァートンのDFジェームス・ターコウスキーも過小評価されている選手として言及されている。記事では、「同選手はインターセプト自陣内でのボール奪取、クリア、ヘディングクリア、空中戦勝利でトップにランクイン。リーグ全体で同選手の186回を超えるクリアをしたのは1人だけだ」と高く評価し、エヴァートンが財務規定違反で勝点8剥奪されたものの残留できたのは同選手の活躍によるものが大きいと述べていた。

 アストン・ヴィラMFドウグラス・ルイスは、「今季大活躍したオリー・ワトキンスの影に隠れてしまっている」という理由で取り上げられていた。ルイスは、ビッグチャンス創出数でリーグ4位、タックル数で2位、インターセプト数で3位、ファイナルサードパス成功数で1位、スルーパス成功数で1位、そしてフィールドプレーヤーの中でロングパス成功数で1位と、攻守に渡って傑出した数字を残している。

 また、今季リバプールに加入したアレクシス・マック・アリスターは、「彼が本来のポジション以外でプレーしている」という理由から、不当に過小評価されていると同サイトは指摘した。

 このほかにも、チームのパフォーマンスがなかなか上がらず苦しんだ中、安定した活躍を残したチェルシーMFモイセス・カイセドや、怪我人の多さに苦しんだブライトンのパスカル・グロス。ルイスと同様の理由でヴィラMFエズリ・コンサや重要な局面でゴールを奪いチームを救い続けたアーセナルのレアンドロ・トロサールなどが過小評価された選手の筆頭として名前が挙げられていた。

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