女性であれば、誰もが通る【生理】。
経血量の多さや腹痛、さらにはPMSといった症状に悩まされている人も多いでしょう。
でも、「みんな辛いから」「当たり前だ」と我慢し過ぎると、意外な病気の発見が遅れることも……? 筆者の実体験談をどうぞ。
生理中の経血量が気になっていた
私は3年ほど前から毎回、生理になると経血量が多くて困っていました。
どれほどの量かというと、『多い日の夜用』サイズを日中もつけないと間に合わないくらいです。
それでも、下着に漏れて汚してしまうことも何度もありました。
だからいつも生理がくるのが怖くて面倒に感じていて。
でも『女性はみんなこれを乗り越えてるんだ』『辛いのは私だけじゃない』と思って、とにかく我慢していました。
友達から病院を受診するよう勧められる
そうやって我慢しているとき、あるランチ会で、たまたま友達の1人が妊娠したと報告してくれたのです!
もちろん、祝福の声があがり、私も嬉しい気持ちでいっぱいに。
すると彼女は、はにかみつつ
「もう生理に悩まされないわ」
と生理の話題を振ってきたのです。
彼女の話によると、PMSがかなり重く、毎回薬を飲んでいるとのこと。
少し似ているなと感じたので、話の流れで私の症状もつい話してしまいました。
すると、みんな顔色を変え
「それヤバいんじゃない?」
「とにかく病院行った方がいいよ!」
と病院を受診するよう勧められたのです。
「どうせ何もないよ〜」
と笑っていましたが、あまりにもみんなが心配していたので、一応病院で診てもらうと……。
思わぬ病気が潜んでいた!
「MRI検査をすぐにしましょう」
深刻な表情で医師からそう告げられてしまったのです。
困惑しつつも後日、MRI検査をした結果、なんと【子宮筋腫】だと発覚!
子宮筋腫とは、子宮にコブができる病気。
良性のコブではあるものの、私の場合はそのサイズが大きいのが問題でした。
「早く治療を始めないと、不妊症や早産・流産などの原因にもつながる」
と医師からも治療を勧められたのです。
そこで初めて『私は普通じゃなかったんだ』と気づけました。
その後は……
今は病院を勧めてくれた友達に感謝しつつ、投薬治療で治るよう頑張っています。
あのとき、もし友達に勧められても病院に行ってなかったら……。
生理が辛いと感じている人には、まず病院を受診するよう、私も知り合いに勧めるようになりました。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい