◇国内男子◇〜全英への道〜ミズノオープン 3日目(25日)◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山)◇7461yd(パー72)◇晴れ(観衆1749人)

木下稜介と今平周吾が通算10アンダーの首位に並んで最終日を迎える。首位スタートの木下は4バーディ、2ボギーの「70」でプレー。今平は7バーディ、1ボギーの「66」をマークしして8位から浮上した。

木下は2021年「ダンロップ・スリクソン福島オープン」以来の3勝目、今平は23年「三井住友VISA太平洋マスターズ」以来の10勝目がかかる。大会上位3人に付与される7月「全英オープン」(スコットランド・ロイヤルトゥルーン)出場権にも前進した。

今平は「ショットはそんなに良くなかったけど、良いパットが結構入ってくれた」とグリーン上のプレーが光る展開。「グリーンセンター狙いにしたのが良かった」と好調なパットを生かすマネジメントが奏功した。今平は2016年大会で2位に入り、今年と同じロイヤルトゥルーンで開催の「全英」出場権を手にしている。

通算10アンダーの3位にショーン・ノリス(南アフリカ)。通算9アンダー4位に池村寛世が続いた。

通算8アンダーの5位に前週「関西オープン」で国内ツアー初優勝を飾った幡地隆寛、比嘉一貴、コ・グンテク(韓国)、桂川有人、堀川未来夢の5人が並んだ。

「66」と伸ばした金谷拓実が通算7アンダーの10位。前年覇者でミズノ契約の平田憲聖は通算4アンダーの17位。今季初戦の池田勇太は5位スタートから「78」とスコアを落とし、通算イーブンパーの44位に後退した。

カットライン上で決勝ラウンドに進んだ石川遼は3バーディ、4ボギーの「73」とし、通算1オーバーの50位で終えた。