Image: Unitree

敵に回しちゃダメなロボだ。

パルクールや忍者アクロバットが得意だった、Boston Dynamics(ボストン・ダイナミクス)社の二足歩行ロボット「Atlas(アトラス)」。引退直後に電動になった2代目が発表されましたよね。

あまりのモデルチェンジっぷりでまったくの別ロボになっていましたが…中国のUnitreeが、既視感のある人型ロボ「G1」をお披露目しました。

アトラス君のライバル出現か?

寝ている状態からの雑技団的な起立は、「アトラス」への挑戦でしょうか?

腰から上が回転する感じも「アトラス」っぽいですし、人間が蹴ったり押したりして歩行の邪魔をするテストも、見覚えのある光景です。

まるで少林マスター

しかし「G1」は棒術が使え、ジャッキー・チェンが指でやったクルミ割りは…拳で叩き潰していますけど。コーラの蓋の手刀開栓も炸裂しましたし、イジワル人間に反逆したら敵わないかもしれないポテンシャルを秘めています。

さっすが少林寺や武術の国のロボットです。

どんなスペック?

「G1」の身長は127cmで体重は47kg。3本指は卵もつまめる繊細さで、触覚センサーを後付け可能。

モデルにより23および43軸自由度の関節モーターを持ち、股関節や肩関節がグルグル回転するのは面白いですね。関節のトルクは120Nmで、フル充電にて2時間稼働できます。

Image: Unitree

視野は360度見渡せ、3D LiDERと深度カメラを搭載。AIも搭載しており、仮想空間でのシミュレーションを繰り返せばできることがどんどん増えます。

意外と買えそうな価格

気になるお値段は1万6000ドル(約250万円)とのこと。もし買うならもっとアップデートしてからがいいかと思います。

動画のようにけっこう器用ですし、バク宙にするたび成功に震える「H1」と共に、人類へ反旗を翻す日も遠くないかもしれません。

Source: YouTube, Unitree via NEW ATLAS

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