ベントレーモーターズは5月8日、世界16台限定の2シーターオープンカー「バトゥール コンバーチブル」を発表した。
同モデルはベントレーの社内オーダーメイド部門であり、世界で最も長い歴史を持つコーチビルダーであるマリナーが製作。「バカラル」「バトゥール(クーペ)」に続く3番目のコーチビルトモデルとなる。
エンジンはブランドの象徴とされるW12エンジンを搭載。最高出力750PS・最大トルク1,000Nmを発揮する6.0L ツインターボエンジンで、今年の夏で生産終了となることから、バトゥール コンバーチブルがW12エンジンを搭載する最後のモデルとなる。
デザインはバカラルとバトゥールの要素を融合し、さらにコンバーチブルモデルとしての使い勝手を追求。バカラルのデザインから着想を得たというラップアラウンド コックピットを採用し、繭の中にいるような心地よい環境を作り上げた。
シート後方には往年のバルケッタスポーツカーを彷彿とさせるエアブリッジとテーパードカウル、半密閉式のラゲッジコンパートメントを搭載。ルーフは19秒で開閉可能としている。
カラーリングや仕上げは、オーナーの要望に応じたカスタマイズが可能。マリナーが用意するフルカラーパレットをはじめ、完全オーダーメイドのペイントやハンドペイントのグラフィックも対応可とするなど豊富な選択肢を用意。エアブリッジ、トノカバー、ルーフの素材も指定できる。
キャビンでは、ローズゴールド製のパーツをスタート/ストップボタンやドライブモードセレクターなどに装着する。
ベントレー 公式HP:
https://www.bentleymotors.jp/
著者:グーネットマガジン編集部