日常的に自転車を使っていても、「正しい交通ルールを知っているか」と聞かれたら、少し迷ってしまうという人も多いのではないでしょうか。

しかし自転車の交通ルールを守れていないと、重大な事故につながる危険性もあります。自転車に乗る際の交通ルールを見直してみましょう。

自転車に関する交通ルールを確認しよう

通勤や通学、お買い物などで普段から自転車を利用している人も多いでしょう。子供から大人まで乗ることができ、私たちの生活に欠かせない便利な乗り物の1つです。

しかし、交通ルールを守らずに危険な運転をして、交通事故に起こしてしまうケースも増えています。

自転車は道路交通法上では『軽車両』に該当するため、交通ルールを無視して事故を起こした場合は自転車の運転手も責任を問われます。自転車は被害者にも加害者にもなりかねないため、交通ルールを改めて確認ししっかりと守りましょう。

内閣府政府広報室の公式Instagramアカウント(gov_online)では、『自転車交通ルールチェックリスト』を分かりやすく紹介しています。自転車に関する交通ルールが分かっていないという人はしっかりと確認してください。

車道の左側を通行しなければならない

自転車は軽車両に位置付けられているため、車道の左側を通行しなければなりません。

交差点では信号と一時停止を守る

交差点では、信号が青になってから安全確認をして横断しましょう。また、交差点に一時停止がある場合は、必ず一時停止してください。

夜間はライトを点灯させる

夜間はライトを点灯させる必要があります。ライトが点灯するか定期的に点検しておきましょう。

飲酒運転は禁止

お酒を飲んで自転車を運転してはいけません。

ヘルメットを着用する

自転車に乗る時は、ヘルメットを着用しましょう。

自転車の正しい乗り方

内閣府政府広報室では、自転車のNGな乗り方も紹介しています。「知らずにやってしまっていた!」ということもあるので、しっかりと確認しておきましょう。

スマホを使用しながらの運転

自転車を運転しながらスマホや携帯電話を持って通話したり操作したりするのは禁止です。

傘さし運転

傘をさしながら運転すると、不安定になったり視野が悪くなったりするため禁止です。

ヘッドホンを着用しながらの運転

ヘッドホンやイヤホンを着用していると周囲の音が聞こえないため禁止です。

二人乗り禁止

自転車の二人乗りは禁止されています。

並列走行禁止

『並進可』の標識のある道路以外では、2台以上で並んで走行してはいけません。

自転車の交通ルールについて紹介しました。「知らなかった」「忘れていた」という人もいたのではないでしょうか。これを機に、ルールやNG行為をしっかりと覚えておきましょう。

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[文・構成/grape編集部]


出典
gov_online