『SUNNY VOYAGE 2024』神戸サンボーホール(2024年5月26日)
○清宮海斗&拳王&アレハンドロ&クリストバルvsマサ北宮&大岩陵平&アンディ・ウー&宮脇純太×

 “革命"を旗印に結成された新ユニット『ALL REBELLION』がNOAH神戸大会のメインで初勝利。初のメイン締めに成功したものの、“丸腰"での門出に悔しさを露わにしたGHCヘビー級王者・清宮は、ベルト強奪中の次期挑戦者、ゲイブ・キッドと激突する6・9後楽園大会に向けて「首をへし折る」と予告した。

 5・21後楽園大会で始動戦を迎えたALL REBELLIONだが、清宮と決別した大岩の意地に屈して初勝利はお預けに。仕切り直して神戸メインに登場したが、やはり燃える大岩が何度も清宮に突っかかって火花を散らした。

 それでも終盤には宮脇をとらえて、4人全員での胴上げ式パワーボムをズバリ。清宮ドロップキック&拳王フロントハイキックの同時発射、アレハンドロ&クリストバルのダブル・フライングクロスチョップなどで見せ場を連発すると、最後は清宮がカーフブランディングからの変型シャイニングウィザードで3カウントを奪ってみせた。

 神戸メインで新ユニットとして初勝利。マイクを握った清宮は「今日は4人そろってALL REBELLION初勝利です」と笑顔で声を弾ませたものの、すぐに表情が曇る。「神戸の皆さんの前でこの手にした初勝利を大事に、まだまだ突き進んでいきたいところですが…今日GHCのヘビー級チャンピオンとして神戸に戻ってきて、今ここにベルトがありません。こんなに悔しいことないです!」と“丸腰状態"での門出に悔しさをあらわにした。

 ALL TOGETHER5・6日本武道館大会で襲撃されたゲイブにGHCヘビー級ベルトは奪われたまま。最後は「俺が6月16日、横浜BUNTAI、ゲイブ・キッドぶっ倒して、チャンピオン姿でまた神戸に戻ってきます! まだまだこれからもALL REBELLION突き進みます。すべては革命のために! すべてはNOAHのために!」と誓って神戸大会を締めくくったものの、バックステージでも清宮の怒りはおさまらない。6・9後楽園大会では「清宮&拳王vsジェイク&ゲイブ」の前哨戦も決まっただけに「横浜BUNTAIの前哨戦じゃ済まさねえぞ。おい、ゲイブ! てめえの首をへし折ってやる」と倍返し&本番前のベルト奪回を予告した。

【試合後の清宮&拳王】

▼清宮「今日で4人そろってALL REBELLION初勝利。でも、まだまだここからですよ。大岩陵平、パズル壊れてこれからお前らどうするんだって? まだまだ俺たち一人一人のパズルのピースは壊れてねえんだよ。これからいくらでも、何度だって作って突き進んでやる。そしてゲイブ、6月9日後楽園、近づいてきたな。横浜BUNTAIの前哨戦じゃ済まさねえぞ。おい、ゲイブ! てめえの首をへし折ってやる」

▼拳王「ああ、なんかさ、昨日ゲイブがXで俺の拳王チャンネルを見ながら、えーと、これ映して大丈夫なのか? (両手の中指を突き立てて)中指を立ててこんなふうにしてんじゃん。おい、ゲイブ。お前そんな下品なことやめなさい。おい、ゲイブ。人様の団体のベルトを盗んでいくのなんてやめなさい。まずは6・9後楽園。ゲイブと当たるよな。ウチの清宮、見ての通り、お前6・9でもう終わっちゃうかもしれないぞ、おい」

※アレハンドロ&クリストバルはノーコメント