4月15日に右脇腹痛で10日間の負傷者リスト(IL)入りしたカブスの鈴木誠也外野手が6日(日本時間7日)、本拠リグレーフィールドのパドレス戦の試合前に、ライブBP含め打撃、走塁、守備練習をこなし、早ければきょう7日(同8日)にもスタートするマイナーでのリハビリ出場に向け、調整した。

 ライブBPでは、4打席に立ち、四球、空振り三振、右飛、遊ゴロだった。26球のうち、空振りが1、見逃しが2、ファウルは10と多めだった。走塁は、ほぼフルスピード。右翼の守備練習では、右中間でキャッチボールを行っていたこの日の先発、ダルビッシュと至近距離8メートル程に遭遇するシーンもあった。

 カブスのカウンセル監督は「ここまでは、良い1日を過ごしている。今日のメニューを全部、無事にやり終えてから、次のプランを立てる。準備出来次第、リハビリ・アサイメント(マイナー出場)に移る」と語り、早ければ、7日にも傘下の3Aアイオワの試合に出場し、週末の敵地でのパイレーツ戦にも合流する運びだ。

 鈴木は昨年はキャンプ中に左脇腹を痛めWBC出場を辞退。今年は走塁中に右脇腹を負傷、1日(同2日)に、フリー打撃を再開していた。今季、IL入りする前までの15試合で打率3割5厘、3本塁打、13打点と好調なスタートを切っていた。