◆パ・リーグ ソフトバンク―日本ハム(7日・みずほペイペイドーム福岡)

 ソフトバンクの有原航平投手が8回5安打1失点(自責点0)と好投したが勝敗はつかなかった。今季最多116球の力投だった。今季これで日本ハム戦は3度目の登板で0勝2敗。古巣相手のプロ初勝利はまたお預けとなった。

 有原は初回2死から郡司を三塁へのゴロに打ち取ったが、栗原がファンブル。マルティネスに四球を与えると、続く野村に右前適時打を献上した。以降はテンポ良くスコアボードに「0」を7つ並べた。しかし援護は4回先頭の山川が放った同点9号ソロだけだった。

 有原は昨季までに日本ハムと、自身の出身地に本拠地を置く広島以外の10球団から白星を挙げている。

 また、この日の6回1死から上川畑を二ゴロに打ち取った時点で通算1000投球回を達成した。プロ野球368人目。