浦和レッズは7日、J1第11節の川崎戦(U等々力)後、違反行為を行ったサポーター1人を無期限入場禁止処分にすると発表した。

 浦和は川崎に1―3で敗戦。クラブによると、試合終了後に浦和の選手一同がゴール裏の浦和応援エリアにあいさつに向かった際、応援に使用していた大旗を当該サポーターが選手の方向へ投げ込んだという。

 クラブは当該サポーター1人に対し、国内外を問わず「5月6日以降に行われる浦和レッズ、浦和レッズレディース、浦和レッズアカデミーが出場する全ての試合」で無期限入場禁止の処分を下した。

 今回の事案発生について「悔しさと憤りを感じずにはいられません」と声明。「昨年、天皇杯JFA第103回全日本サッカー選手権大会4回戦において大変多くの方々に多大なるご迷惑をお掛けした当事者であり、是が非でも試合運営管理規定違反行為の再発を防止しなければならない立場にありながら、本事案の発生を未然に防ぐことができず、誠に申し訳ございませんでした」と謝罪した。