◆JERA セ・リーグ 巨人4―0DeNA(15日・福井)

 巨人が坂本勇人のタイムリーと丸佳浩の追撃2ランで連勝を飾った。8日の中日戦で今季2勝目をあげた堀田賢慎投手が、今季最長となる6回まで投げ、2安打無失点の好投で3勝目を挙げた。北陸シリーズを2連勝した巨人は4カード連続の勝ち越し、単独首位をキープし、貯金は5となった。

【巨人・阿部慎之助監督の試合後コメント】

―北陸シリーズ2連勝

「いや、もう素晴らしい2連勝だったと思います」

―先発堀田が6回無失点

「そうですね、最後の方はちょっと球数が増えて、のらりくらり。それまではしっかりバッターと勝負できていたと思います」

―内野の守備が好プレー

「いつもピッチャーも助けられていると思いますし、投げていても、守ってくれるのは心強いと思って投げていると思います」

―坂本が初回に先制打

「そうですね、やっぱり先制するって大事なので。岡本がいい形でつないで返すっていう。たぶん(前の4番の)岡本が避けられて何とかしなきゃっていうのが結果として結びついていなかったと思うんですけど、すごい数のヒット打ってる選手ですから」

―丸が代打で2ラン本塁打

「すごい集中力、さすがだなと思って見ていましたし、非常に大きな2ランでした。代打で打つってすごく僕も分かりますので、なかなか並大抵のことじゃないので。本人もやや下降気味のように見えたんですけど、そんなことないなと思いました」

―4カード連続勝ち越し、貯金最多の5。17日からマツダスタジアムで3連戦

「本当にみんなの頑張りでこうやって勝ち越せていますので、何とかね、いつも鬼門だって言われているので、鬼門っぽくできればなと思います」

―堀田の良いところは?

「球種も少ないし何でだろうなと思って逆に。スピードも141、2(キロ)で抑えるから、いい意味で不思議な投手だなと思って。相手も打てそうで打てないんじゃないかなと思って」

―丸の代打は左対左だが相性も考えて?

「いや相性は良くないんだよ。けど、左投手でもあてるっていうことです」

―今年の丸は対左の方が打率がいい

「左の方が打率がいい。去年の相性見たら良くないんだけど、去年は去年、今年は今年なんでね。そういうところで代打いってもらいました」

―丸のベンチスタートは右打者を並べたかった?

「そうだね」

―西舘が1イニングをピシャリ

「ちょっとまだね、力んで体を振っちゃうところがあるから、8割ぐらいの力でいったらと言って。だけど多少は前よりは力感なく投げられたかなというのは横で見て見られたので、そこの自分のマインドと、マウンドでコントロールできるかってだけだからね」