鳥貴族を運営するエターナルホスピタリティグループ(大阪市)は5月15日、博多を中心に「焼とりの八兵衛」などを展開するhachibei crew(福岡県糸島市)、ミシュラン一つ星の「焼鳥 市松」を運営するAO(大阪府八尾市)の2社と協業すると発表した。ミドルレンジ・ハイエンド業態を加え、複数ブランドでの事業拡大や海外展開を目指す。

 エターナルホスピタリティグループは、焼鳥の文化・価値を広めて世界を明るくするという新たなビジョン「Global YAKITORI Family」を制定。国内のみならず、積極的な海外展開を目指している。

 今回協業を発表した「焼とりの八兵衛」は、福岡博多を中心に、ハワイ、フィリピン、ベトナムにも店舗を展開している。「焼鳥 市松」は、ミシュラン一つ星を獲得し、海外からの来店客も多いことから、今回の業務提携に至った。

 hachibei crewとは、国内外における店舗展開の拡大を目指し「焼とりの八兵衛」ブランドや経営資源の共有を検討している。AOには「焼鳥 市松」を運営する同社のノウハウを共有してもらい、海外出店を念頭に置いた新たなハイエンド焼鳥業態を開発・共同展開することを目指す。