米Google傘下のYouTubeが提供する音楽配信サービス「YouTube Music」のAndroidアプリに、鼻歌(ハミング)での楽曲検索機能が追加された。米9TO5Googleが5月24日(現地時間)に報じた。筆者のAndroid端末(Pixel 8 Pro)のアプリ(バージョン7.02.51)でも利用可能になっている。

 利用するには、アプリの右上にある虫眼鏡(検索)アイコンをタップすると表示される、右上の音の波形のようなアイコンをタップし、表示された画面で歌ったり、楽器を演奏したり、ハミングしたりする。数秒で検索結果が表示される。検索結果の曲をその場で再生することも、プレイリストに登録することも可能だ。

 なお、レコーダーアイコンの左隣のマイクのアイコンは、曲名やアーティスト名を声で検索するためのものだ。

 鼻歌検索機能は、スマートフォンのGoogle検索では2020年から利用可能だ。YouTubeアプリにも昨年10月から同様の機能が搭載されている。

 Googleアプリの場合は、検索枠のマイクアイコン→画面下中央の「曲を検索」をタップする。YouTubeアプリの場合は、右上の虫眼鏡アイコン→右上のマイクアイコンで表示される画面でマイクと音波形のアイコンをトグルで選択する仕様になっている。

 本稿執筆現在、iOS版のGoogleアプリでも鼻歌検索が可能だが、YouTubeとYouTube Musicでは使えない。