岩手県大船渡市のさいとう製菓(斉藤俊満社長)と盛岡市新庄の市動物公園ズーモ(辻本恒徳園長)が連携し、ニホンイヌワシを守るプロジェクトを始めた。同社の「翼竜(よくりゅう)の玉子」を園内で販売し、売り上げの一部を飼育環境改善に活用する。

 「GOGO! BIGFLY ニホンイヌワシプロジェクト」と名付け、同社企画課の佐藤徳政係長(42)は「翼竜とイヌワシはいずれも大きな翼を持ちロマンがある。岩手の豊かな自然環境を感じ、故郷を愛する『心の玉子』を育てたいとの思いを込めた」と語る。

 商品はカステラ生地、チョコあん、チョコクリームの3層仕立てで、3個入り595円。購入者にはズーモのロゴステッカー(直径8センチ)をプレゼントする。