現地26日に香港シャティン競馬場で行われるG1チャンピオンズ&チャターカップ(芝2400m)の枠順が確定。海外からの参戦となるレベルスロマンスは8頭立ての8番枠と大外に入った。

 C.アップルビー厩舎のレベルスロマンスはドバウィ産駒の6歳セン馬。3歳時にダートのUAEダービーを勝ち、芝路線に転向した4歳時では英G3グロリアスステークスを制すと独ベルリン大賞や米ブリーダーズカップターフなどG1を3連勝した。昨年は競走中止や出走取消などが相次いで重賞未勝利だったが、今年は2月にカタールでのG3アミールトロフィー、3月にはG1ドバイシーマクラシックを制している。

 主戦ジョッキーのW.ビュイック騎手は現地メディアの『サウスチャイナモーニングポスト』に対し、「彼は旅慣れてはいるが香港に来たことは一度もなかったので、新たな経験になるだろう」「状態はとても安定している。6歳になったが、あえて言えばこれまでどおりいい馬だ」と語った。

 そのほかでは、昨年の勝ち馬ながら以降は厳しい結果が続いているロシアンエンペラーが1番枠、前哨戦のG3クイーンマザーメモリアルカップを勝ったラシティブランシュが7番枠、3月の香港ダービーを制したマッシヴソヴリンが4番枠となっている。