レスリングの明治杯全日本選抜選手権第3日は25日、東京体育館で男女計8階級が行われ、男子フリースタイル61キロ級は20歳の小野正之助が決勝で山口太一にテクニカルスペリオリティー勝ちして初優勝した。同86キロ級は白井達也が制した。

 男子グレコローマンスタイル130キロ級は奈良勇太、女子62キロ級は稲垣柚香が優勝した。

 大会は非五輪階級の世界選手権(10月・アルバニア)の代表選考会を兼ね、小野のほか、今大会優勝者との代表決定プレーオフを制した女子55キロ級の清岡もえ、男子グレコ55キロ級の岡本景虎も出場権を得た。パリ五輪代表は出場しない。