大河ドラマ『光る君へ』は、世界観の作り込みや、豪華な出演者が話題となっています。芸能人・有名人の人気度や将来性について定期調査を行っている株式会社アーキテクト(東京都港区)が運営する『タレントパワーランキング supported by DmMiX』が、このほど発表した「NHK大河ドラマ『光る君へ』キャストの人気ランキング」によると、女性は「吉高由里子」さん、男性はロバートの「秋山竜次」さんが1位に選ばれたそうです。

同社は、一都三県在住の10〜60代男女4400人を対象に実施された調査をもとに、芸能人や有名人の「認知度(顔と名前を知っている)と「誘引率(見たい・聴きたい・知りたい)」のデータを掛け合わせて算出された独自の指標「パワースコア」をもとにタレントランキングを作成しています。

本調査は、2023年11月度・2024年2月度に行われた調査を利用し、第5弾発表までのキャストについて、パワースコアが高い順にランキング形式でまとめたものです。男女それぞれのTOP3の結果は以下の通りです。

▽NHK大河ドラマ『光る君へ』キャストの人気ランキング【女性編】

【1位:吉高由里子】
NHK連続テレビ小説『花子とアン(2014年)』でヒロイン・安東はな(村岡花子)を演じました。近年の主な出演作は、ドラマ『星降る夜に(2023年)』や映画『風よ あらしよ 劇場版(2024年)』などです。本作では、主人公・まひろ(紫式部)役を演じています。理想の男性・光源氏の生涯を描いた『源氏物語』を執筆し、大ヒットしたことで有名な人物です。作中では、想像力旺盛で好奇心が強い人物として描かれています。

【2位:高畑充希】
中学校在学中に、ミュージカルのオーディションに合格したことがきっかけでデビュー。本作で演じるのは、藤原道隆の長女 ・藤原定子役です。定子は一条天皇の寵愛を受けた人物で、主人公・まひろ(紫式部)が仕える彰子とはライバル関係にあります。才気にあふれ、清少納言とともに文化的なサロンを築き上げました。

【3位:吉田羊】
舞台女優として小劇場を中心に活動をしていましたが、ドラマ・映画などの映像作品にも活躍の場を広げ、人気女優の仲間入りを果たしました。本作で演じるのは、藤原道長の姉・藤原詮子。後に一条天皇となる、息子の懐仁親王を非常にかわいがっています。懐仁親王が成人してからも寄り添い続け、宮廷で権力を振るった人物です。

▽NHK大河ドラマ『光る君へ』キャストの人気ランキング【男性編】

【1位:秋山竜次(ロバート)】
馬場裕之・山本博とともにお笑いトリオ『ロバート』を結成しています。『キングオブコント2011』で優勝し、お笑いタレントとして認知度をアップしました。本作で演じるのは、道長の先輩格に当たる天皇の側近・藤原実資。摂関政治最盛期の宮中の様子や政務・儀式など、平安時代中期の生活を記した貴重な書物『小右記』の筆者としても知られています。

【2位:佐々木蔵之介】
NHKのドラマへの出演は、NHK連続テレビ小説『オードリー(2000年)』が最初で、スター俳優・幹幸太郎役を演じて話題を集めました。本作で演じるのは、主人公・まひろ(紫式部)の夫である、藤原宣孝役。おだやかで上品な性格の人物として描かれ、まひろの父・為時と年齢の近い同僚という間柄もあり、明るく朗らかにまひろを見守ります。

【3位:ユースケ・サンタマリア】
ラテンロックバンド『BINGO BONGO』のボーカル&MCとして活躍、現在はバラエティ番組やドラマ、映画への出演など幅広く活動しています。本作では陰陽師・安倍晴明を演じています。陰陽師は人智を超えた力を持つ存在として、天文学や占いに精通し、当時の政治にも影響を与えました。

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【出典】
▽タレントパワーランキング supported by DmMiX/『光る君へ』のキャスト人気ランキング!物語の魅力も紹介!
▽タレントパワーランキング