日本海側はひんやりとした一日に 9日は関東でも「ひんやり対策」を

8日水曜日の夜から9日木曜日にかけては、西から高気圧に覆われ西日本では天気が回復し晴れるでしょう。東日本ではくもりや雨のところが多い見込みです。

【画像】9日正午までの雨と風の予想

北陸では8日は日中気温が上がらず、ひんやりとした一日になりました。

金沢の最高気温は14.3度でしたが、午前0時過ぎに観測されました。ほかの北陸の地点では新潟13.4度、富山13.6度、福井15.7度でしたが、新潟と富山は金沢と同じで午前0時台に観測されました。福井は午前11時21分でした。

中国大陸から東シナ海に進む高気圧の影響で時計回りの北よりの風の影響があったことと、上空の寒気が流れ込んでいて、西日本から北日本にかけて日本海側では3月下旬並みの気温のところもありました。

一方、太平洋側の各地ではこの時期らしい気温でした。

9日午前7時の上空およそ1500メートルの寒気の予想ですが、近畿から北陸、東北や北海道にかけて0度以下の範囲になっています。これらの地域ではまだひんやりした状態が続きそうです。

9日正午の気温も、北陸から北では日本海側を中心に10度から15度の緑色の箇所が目立っています。金沢の最低気温は9度、最高気温は17度の見込みです。新潟は最低気温10度、最高気温15度の見込みです。

一方、9日は関東の南東海上には低気圧があり、関東ではくもりや雨の天気になりそうです。寒気の影響はありそうですが、日照がないこともあり気温はそれほど高くなく、東京の最低気温は12度、最高気温は20度の見込みです。

9日は、日本海側の各地はそうですが、関東では傘を携えて、服装などの点で「ひんやり対策」をなさったほうがいいかもしれません。10日は全国的に晴れそうで、気温も高くなるでしょう。