9日(木)は西高東低の気圧配置の影響で北よりの風が吹き、日本海側では気温が低くひんやりとした状態が続く一日になりそうです。

9日(木)午前6時の天気図 西高東低の気圧配置に

東日本では大気の状態が非常に不安定になり、局地的に激しい雨の降る所がありそうですが、次第に天気は回復する見込みです。

上空およそ1500メートルの寒気は中国地方の東部から北海道にかけて0度以下とこの時期にしては強く、9日朝の最低気温は、松江で8度、新潟で8.2度、金沢で9.8度など、日本海側を中心に4月中旬から下旬並みの気温でした。

MRO

上空の寒気は弱まってはきているものの、北陸から東北の日本海側などでは0度以下の見込みです。

9日(木)正午 上空約1500メートル寒気の予想

北陸などでは日中も気温はそれほど上がらず、予想最高気温は金沢16度、富山16度、新潟15度です。西日本は晴れてくるところが多く山陰の松江は20度です。雲が残る関東でも日中さほど気温が上がらず、東京の予想最高気温は18度です。

9日(木)は全国的に雨の心配はなくなってきますが、ひんやりした状態は続く見込みです。夜は1枚羽織るなどしたほうがいいかもしれません。

10日(金)は高気圧に覆われ全国的に晴れるでしょう。日差しもあり、日中の最高気温は20度を超える所が多く、夏日の地点もありそうです。

10日(金)午前9時の予想天気図

急な気温の変化が見込まれ、熱中症対策も必要になってきそうです。ご注意ください。