新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類に移行して8日で1年が経ちました。私たちの日常はどう変わったのか街の声をききました。

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新型コロナ患者の増加に伴って着用が求められていたマスク。コロナ5類に移行したあとからマスク姿の人は少なくなっています。

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「持ち歩いてたりはするんですけれども、基本的にはしないで」

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「個人の判断ということで外していることもあるし」

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「マスクしてたから外すのが嫌にはなってきました。(顔を)さらけ出すみたいな」

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この1年間の《1医療機関あたりの患者報告数》は「去年7月24日からの1週間」がピークとなっていて、その後は増減を繰り返しながら、ことし2月以降は概ね減少傾向となっています。

学校や会社の日常は大きく変わった

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大学1年生:
「(高校の卒業式は)保護者も在校生も入れるようになったりとか、ほぼ通常開催みたいな感じで」

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大学3年生:
「入学式はあったんですけど、マスクして皆集まらずに各部屋でクラスごとだったから顔知らない人も多い。今年の新入生はみんなでしたらしいので、友達が簡単にできていいなって思います」

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教育関係者:
「対面での会議とか増えてきたかなと思います。遠方とか、集まるまでもない、確認事項多いときとかっていうのはリモートということもあるかな」

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会社員:
「会食とか普通にできるようになりました。申請したりとか人数制限があったりとかは多かったです」

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「飲み会増えましたよね。場には行くけど、飲まない人は確かに多いんじゃないなかと思いますけどね」

飲食店の対応にも変化が

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5類移行前まで県のコロナ対策認証店だった長崎市元船町の飲食店では、客層の変化を感じています。

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おにぎり工房ばってん 代表 福島哲郎さん:
「二酸化炭素測定器、扇風機、換気、空気清浄機もありますけど、仕切りを置いてましたね。(撤去したのは)5類移行してすぐかな」
(お客さんの飲み方は?)
「短いし早くなったんじゃないかなと思います、今はもう9時、10時で終わって帰るていう人が多いんじゃないですかね」

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(客層の変化は?)
「外国のお客様が(店の前を)通ることが多くなって、ふらっと入ってくるお客さんは増えましたよね」

観光やイベントに行けるようになった

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「ライブ行けるようになったので、一番大きいかなと思います」

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「旅行に家族でよく行ったりしていたので、コロナになって行けなくなってたのが、今年は東京とか家族で行き始めるようになったので、それは嬉しいかなって思ってます」

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観光で長崎に来たという人:
「東京から来ました。軍艦島に行きたくて。1年前は旅行とか行くのも勇気がいるというか、1年ですごく変わったなとは思います」

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新型コロナウイルスの5類移行から1年。私たちの生活スタイルや日常が少しずつ変化しています。