俳優吉田友一(41)が15日、都内で開催された映画「特捜戦隊デカレンジャー20th ファイヤーボール・ブースター」(6月7日公開、渡辺勝也監督)の完成披露舞台あいさつに登壇した。デカブレイク役で出演した吉田はロケ地となった高知県について熱弁した。

デカレンジャーは2004年2月から2005年2月までテレビ朝日系で放送されたスーパー戦隊シリーズの28作目。20周年記念作として、デカレンジャーが爆破事件の容疑者を追いながら銀河の麻薬王が残した「大いなる計画」の謎に挑む。捜査は宇宙のかなたから高知に広がる。

2年前に高知に移住している吉田は「自分が引っ越した場所を盛り上げていきたいという気持ちもあった」と思いを明かした。「高知県はたくさんのロケーションを抱えている。コンパクトシティと言って車で30分足らずできれいな海、山、川にたどり着けるので、ロケ効率もいいので勝ち筋しかない」と魅力を熱弁。デカブルー役の林剛史(41)から「これ講演会じゃないですよね?」とツッコまれたが、吉田は「これがひとつの先進事例となって各自治体に広がっていけば」と続け、会場を笑わせた。

デカレッド役のさいねい龍二(42)も「高知県というフレーズが出た時に『え?』って思ったんですけど、”宇宙警察地球署”だし、管轄内だな」と話し、高知トークを盛り上げた。