優勝賞金500万円となるアジア最強ライト級トーナメントの準決勝カードが15日、発表された。

7月18日、東京・後楽園ホールで開催されるフェニックスバトルで組まれ、未発表だった「X」2人が明らかにされた。史上初となる高校8冠を含むアマ10冠の今永虎雅(24=大橋)が、1人目の「X」となる19年KNOCK OUT DYNAMITE賞金トーナメント覇者マービン・エスクエルド(28=フィリピン)と対戦。日本同級14位斎藤陽二(28=角海老宝石)は2人目の「X」となるWBCアジア・シルバー(日本未公認)同級王者ウー・ハンユン(中国)と拳を交える。

4月25日のトーナメント1回戦でマ・シャン(中国)を1回TKO撃破。昨年7月にヘビ・マラプ(インドネシア)戦で左あごを骨折しながら判定勝ちして以来、約9カ月ぶりの復帰戦を飾っていた。15日に都内でカード発表会見に出席した今永は「相手の印象は特にない。相手が誰でも関係ない。誰でも勝つ。全部倒して優勝する」と気合十分だった。