<明治安田J1:広島−鹿島>◇第14節◇15日◇Eピース

日本代表森保一監督(55)が試合前、DAZNの生配信にゲスト出演した。

サンフレッチェ広島は現役時代に計9年間プレーした古巣で、監督としても12〜17年の約5年半指揮して計3度のリーグ優勝に導いていた。

ピッチ脇でマイクを持って登場した森保監督は、今季から古巣が使用する新本拠地エディオンピースウイング広島(Eピース)について「(ピッチに立つのは)初めてですね。むちゃくちゃ興奮します。本当に広島らしい、サポーターが誇れる素晴らしいスタジアム」と、念願の専用競技場の誕生を喜んだ。

これまではスタジアムの工事の見学や、3月9日の広島−サガン鳥栖戦の視察にも訪れていた。

6月11日には、このEピースで初めての代表戦、ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のシリア戦が行われる。

既に2次予選の突破を決めている日本だが、指揮官は「私もまた、広島に戻ってきて試合ができるのもあるが、ここで代表戦をさせてもらって、日本中、世界から集まってくるサポーターに、この素晴らしいスタジアムを知ってほしい。スタジアムの近くには平和記念公園があり、平和について考えていただく機会を本当にうれしく思っている」とコメントした。