◆西武6―5オリックス(25日、ベルーナドーム)

 8連敗中の西武は2回、中村剛也(40)が先制の6号ソロを放って通算477号となり、並んでいた金本知憲氏(元広島、阪神)を抜いて単独の歴代10位となった。カウント2―2からオリックスの先発左腕・曽谷龍平の148キロの速球を左翼スタンド中段に運んだ。

 今季2度目の先発登板となった渡邉勇太朗、3回に先頭打者への四球でピンチを招き、連続単長打を浴びるなどで逆転された。

 4回に岸潤一郎が同点適時打を中前に運ぶなど味方打線が援護してくれたが、その直後の5回に3安打などで再び勝ち越し点を献上した。

 西武は7回に平沼翔太の中前適時打、佐藤龍世の犠飛で1点差に追い付くと、外崎修汰が逆転の左前2点打を放った。 

 最後は前日に勝ち越しを許したアルバート・アブレイユが抑えた。