アイドルグループ・乃木坂46の清宮レイ(20)が、7月をめどにグループを卒業することが25日、グループの公式ホームページで発表された。

 同日、ブログを更新した清宮は「大切なご報告です。35枚目シングル『チャンスは平等』の活動をもって、乃木坂46を卒業することとなりました。二十歳の区切りに、新しい世界に挑戦してみようと決心しました。卒業のことはかなり前から心に決めていました」と記した。

 続けて「ここ一年は、これが最後の全国ツアーかなとか、もうこの曲を歌えるのは最後かなとか。アイドルの今しか出来ないことを最後まで悔いのないように!と過ごしてきました。ですが、皆様には急なご報告でしたよね、尊敬する先輩の門出を大好きなメンバーと、ファンの皆様と一緒にお見送りしたいなと思い、少し時期を待って、本日発表させていただきました」との真意を明かした。

 その上で「卒業の日程は、シングルの活動を全て終えてになるので、7月の中旬頃を予定しています。私の希望で最後の日は4期生で集まりたいです!というお願いをしていまして、もしかしたら大好きなみんなと何かできるかも…!ゆる〜く楽しみにしていてくれたら嬉しいです」と呼びかけた。

 これまでを振り返り「乃木坂46に加入して、5年と6ヶ月。オーディションからは丸6年。こんなに長くアイドルのお仕事をしていると思っていなかったな、時間が経ちましたね。学生の時間をほぼ全て乃木坂に捧げたので、あっという間では無かったです、体感もちゃんと長かったです。笑長かったけれども、もうそれはそれは濃かった!!振り返ってみて、私はメンバーといる時間が大好きだったな」と回顧。

 さらに「特に同期のみんな!私のくだらないおしゃべりに付き合ってくれたり、
いっぱい笑ってくれたり、必要としてくれたり、時に怒ってくれたり、頼ってくれたり、それが本当に嬉しかったです。今でも昔と変わらずお姉さんメンバーにわしゃわしゃされるのとか、それもすごく嬉しいです。一緒にいてくれてありがとう」との感謝もしたためた。

 続けて「未熟な私を受け入れてくれて、一緒にいてくれて、育ててくれた、メンバーやスタッフの皆様には改めて感謝でいっぱいです。大変お世話になりました。
(現場にいつも物を置き去りにしてきてスミマセンでした。忘れもの、だいたい私です。笑)感謝をしてもしきれません。いつかおっきくなった私で、また会いに行きたいです。そうなれるように一生懸命頑張ります!」とも。

 さらには「応援してくださったファンの皆様。本当にありがとうございました。時に友達のように、時に恋人のように、時に娘のように思ってくださったり、あつい言葉を掛けてくださったり。何度も励まされ、肯定され、頑張るエネルギーをいただきました。誰かからの「好き」を仕事にする事の難しさをよく感じていました。自分はつくづく向いていないと何度も思いました。でも心が折れそうになったとき、皆さんからの期待や声援をきちんとお返しせねば!と身を奮い立たされました。皆さんの応援がアイドルの私をキラキラ輝かせてくれていたのですね!」と呼びかけた。

 その上で「幼い頃からの夢であった「アイドル」というお仕事に就けたこと、エンターテイメントを作る一員になれたこと。なってみてわかった、良いこと悪いこと、全部ひっくるめて、とても貴重な経験でした。中学生のわたしの夢は叶えられたから、次は二十歳の自分の夢を叶えてあげたい!これからもなにものでもない私で真面目に、がむしゃらに生きてゆきます。周りにいる人を笑顔にできる人でありたいです!それは、きっと一生変わらないです!」との決意を記していた。

 清宮は2003年8月1日生まれ。『坂道合同新規メンバー募集オーディション』に合格し、4期生として加入した。26thシングル「僕は僕を好きになる」で初の選抜入りを果たした。22年9月には体調不良でグループ活動を一部休止していたが、23年3月より復帰を果たした。