見逃し配信再生数がテレビ朝日のゴールデン・プライム帯史上最高記録を更新し続けるなど話題の石原さとみ主演ドラマ『Destiny』。

5月7日(火)に放送された第1部完結回となる第5話の終盤では、野木真樹(亀梨和也)が自ら“実家に火をつけた”と警察に話し、その衝撃のラストが注目を集めていた。

5月14日(火)に放送された第6話では、放火事件の被疑者となった真樹が、終盤でかつての恋人・西村奏(石原さとみ)に“ある提案”をする。

そして、第1話で奏が発していた言葉の伏線を回収するようなモノローグが聞こえ、第6話は意味深に幕を閉じた。(※以下、第6話のネタバレがあります)

◆第1話の伏線回収…? 奏の不穏なモノローグ

実家に放火したと自白し、現行犯の容疑で逮捕された真樹(亀梨)。真樹の元恋人で検事の奏(石原)は、彼の事件を担当することになる。

しかし、胆のうがんを患っている真樹は、3回目の取調べの後に留置場で吐血して倒れ、病院に運ばれた。

真樹の主治医で奏の婚約者でもある奥田貴志(安藤政信)は、奏に「手術をせずにこのまま放っておけば、彼の命は長くない」と告げ、「ついていてあげたら? 今は誰かがそばにいたほうがいいと思う」と慮る。

奏が真樹の病室に入ると、ベッドに横たわっていた彼は「手だして」といい、奏の手を握った。真樹は「奏の手だ。柔らかい…」と浸りながら、自分が日本に帰ってきた理由は奏に会いたかったからだと明かす。

そして真樹は、ふいに「奏…逃げない?」と切り出し、「奏と一緒にいたい。またあの星空を2人だけで見たい」と続けた。

思わず絶句する奏だったが、モノローグでは、「それが、私の犯した…二つ目の罪だった」という台詞が流れる。

第1話、奏は真樹からテストのカンニングを持ち掛けられ、このシーンでは「それが、私の犯した初めての犯罪だった」というモノローグが挟まれていた。

今回も奏は、学生時代のころと同じように真樹に流されてしまうのか。